当研究会は、アカデミアにおける基礎研究データの品質管理について、主に研究公正の観点から検討し、品質管理の考え方と具体的な取り組みを研究者とともに考えていくことを目的として設立されました。基本的な考え方は以下の4点に集約されます。
- 不正は「無くすべき対象」ではなく「コントロールすべき対象」と認識する
- 研究データ管理の三原則(追跡可能性、再現可能性、プロセス管理)を念頭に置く
- 追跡可能性(と再現可能性)を可能にするためにはデータだけではなくメタデータの同定が大切である
- ラボにおける研究プロセスを明確化・標準化してシステム化する
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